砂川市義務教育学校について
砂川市義務教育学校の建設形態の決定について
令和8年度開校予定の砂川市義務教育学校の建設形態について、砂川市義務教育学校建設基本設計における整備調査報告書に基づき比較検証を行い、庁内での協議・判断を経て、11月25日に建設形態については新築とし、配置については、校舎・体育館を敷地内の北側、グラウンドを敷地内の南側に配置することを決定いたしました。
※新校舎等の平面形状は比較検証用のイメージであり、今後の基本設計において平面形状は詳細に設計されます。
検討の結果
令和4年4月に策定した「砂川市義務教育学校基本構想(742KB)」において、建設形態を「義務教育の校舎建設については、既存の校舎(砂川中学校)を改修し小学校相当部分を増築していくものと、既存の校舎を活用せずに新築するものとの2通りの建設形態を想定しており、建設、施設管理に伴う概算費用や管理運営について、今後比較検証することにより決定していきます。」としておりました。
現在義務教育学校の基本設計を進めておりますが、「砂川市義務教育学校 整備調査報告書」において、グラウンドと校舎の配置を基本としつつ、既存校舎を活用しない「A新築」、体育館のみ活用し、その他の校舎等を新築する「B新築(体育館再利用)」、既存校舎を改修し、機能的に足りない部分を増築する「C増築+改修」の3つのパターンを組み合わせた9つの比較パターン(273KB)を作り、施工中、完成後、コストなどの評価項目(414KB)により評価をいたしました。
整備調査報告では、砂川中学校の現況調査を実施し、コンクリートの壁や柱などの劣化進行に問題はなく、耐震性についても震度6強の地震でも倒壊しない設計になっていましたが、阪神淡路大震災後に求められている余力設計の観点からは耐震改修の必要性があると判断されました。また、建築物省エネ法による断熱改修も必要となるなど継続利用にあたっては大規模な改修工事が必要となることが分かりました。
様々な視点から、すべてのパターンにおいて評価を行った結果、「A-③」「A-④」「B-③」が総合的に評価の高い案となりましたが、「B-③」では完成後のグラウンドが不整形となることで野球場のスペースに制約があり、また体育館は改修時期には利用できません。「A-④」は他の2案と比較して、校舎建設と同時にグラウンドの一部を先行して整備が可能なので、授業への影響が最小限に抑えられるため児童生徒への負担が少なくなります。また「A―③」と比較しても教室からの眺望や、南側住宅地との関係性も離隔距離があり良好であることから、「A-④」が高い評価となりました。
概算建設費
建設費 | 補助金を除く額 |
解体/仮設/外構含む |
|
A新築 | 90億~97億円 | 58億~65億円 | |
B新築(体育館再利用) | 84億~91億円 | 55億~62億円 | |
C増築+改修 | 76億~82億円 | 54億~61億円 |
建設に係る市の財政負担については、市内学校施設を7校から1校に減少することによる運営経費の削減額も財源の一部として考慮できますが、コロナ禍及び世界情勢などの影響により建設費が高騰しているため、建設物価の推移に留意するとともに、各種補助金の利用や有利な起債メニューの活用を図ります。
「砂川市義務教育学校建設形態決定に係る市民説明会」の開催について
〈説明会は終了しました。〉
砂川市義務教育学校の建設形態決定に至る経過や整備調査報告書などについて、市民の皆様を対象に説明会を開催します。ぜひご参加ください。
- と き 12月22日(木) 18:00~
- ところ 地域交流センターゆう 大ホール
- 対 象 砂川市民
- 参加料 無料
- 申込み 12月21日(水)まで
学校再編課 ℡74-4313まで電話連絡もしくは、申込フォームから申込み(申込フォームはこちら)
新型コロナウイルス感染症にかかる注意事項
1.ご参加の際は、必ずマスクの着用をお願いします。また、説明会中の「咳エチケット」へのご協力をお願いします。
2.自宅で検温を行い、発熱や体調不良がみられる場合(本人及び同居の家族を含む)は参加をご遠慮ください。
3.会場に入る前には手洗い、または手指消毒のうえご参加ください。
4.新型コロナウイルス感染症の感染状況によっては、説明会を延期または中止する場合があります。
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お問い合わせ先
教育委員会 学校再編課 学校再編係〔2階 25番窓口〕
〒073-0195 北海道砂川市西7条北2丁目1-1
TEL 0125-74-4313 FAX 0125-74-8798
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