児童虐待の防止
オレンジリボン・児童虐待防止推進キャンペーン
オレンジリボンとは
オレンジリボンには、「児童虐待防止」というメッセージが込められています。オレンジ色はこどもたちの明るい未来を表しています。
オレンジリボン・児童虐待防止推進キャンペーンとは
虐待の防止は幅広く地域の皆さんの理解を得ることが必要です。 このため、こども家庭庁では、毎年11月に「秋のこどもまんなか月間」の取り組みの一つとして「オレンジリボン・児童虐待防止推進キャンペーン」を実施し、家庭や学校、地域等の社会全般にわたり、児童虐待問題に対する深い関心と理解を得ることができるよう、児童虐待防止のための広報・啓発活動に集中的に取り組んでいます。
また、令和2年4月から、児童福祉法の改正により、親などによる体罰が禁止され、令和4年12月には、民法の改正により懲戒権の規定が削除されました。親などは、子どもを叱る際にも体罰や言動で子どもの心身の成長に悪影響を与えるようなことはしてはいけません。体罰は法律で禁止されています。
児童虐待とは
- 身体的虐待・・・殴る、蹴る、叩く、突き飛ばす、やけどを負わせるなど
- 性的虐待・・・子どもへの性的行為、性的行為を見せる、ポルノグラフィの被写体にするなど
- ネグレクト・・・家に閉じ込める、食事を与えない、ひどく不潔にする、自動車の中に放置するなど
- 心理的虐待・・・言葉による脅し、無視、子どもの目の前で家族に対し暴力をふるう(面前DV)など
児童虐待は、社会全体で解決すべき問題です。虐待かもと思ったらすぐに児童相談所全国共通3桁ダイヤル「189(イチハヤク)」へお電話をください。地域の児童相談所につながります。なお、連絡は匿名で行うことも可能です。連絡者や連絡内容に関する秘密は守られます。また、出産や子育てに関する悩みや疑問がある方は、お気軽に児童相談所または市役所へご相談ください。
児童虐待についてはこちら
虐待のサイン
【こどものサイン】
- いつもこどもの泣き叫ぶ声や保護者の怒鳴り声がする
- 不自然な傷や打撲のあとがある
- 衣類やからだがいつも汚れている
- 表情が乏しい、活気がない
- 夜遅くまで一人で遊んでいる
【保護者のサイン】
- 地域などと交流が少なく孤立している
- 小さいこどもを家においたまま外出している
- こどもの養育に関して拒否的、無関心である
- こどものけがについて不自然な説明をする
虐待が疑われる時は
虐待が疑われる時はすぐに相談(通告)してください。
- 相談(通告)は匿名で行うことも可能です
- 名前を教えていただいても、相談(通告)者やその相談(通告)内容などの情報は固く守られるよう法律で定められています
- 相談(通告)の後に虐待でないとわかっても罰せられることはありません
※虐待の通告に迷った場合はこちらをご参照ください。
体罰の例
- 言葉で3回注意しても言うことを聞かないので、頬を叩いた。
- 大切なものにいたずらをしたので、長時間正座をさせた。
- 宿題をしなかったので、夕ご飯を食べさせなかった。 ※体罰だけでなく「こどもの心を傷つける行為」も子どもの権利侵害になります。
- 冗談のつもりで、「お前なんか生まれてこなければ良かった」など、こどもの存在を否定するようなことを言った。
- やる気を出させるという口実で、兄弟を引き合いにしてけなした。
児童虐待の相談・通告先
- 児童相談所全国共通ダイヤル 189
- 岩見沢児童相談所(0126-22-1119)
- 砂川市子育て支援課子育て支援係(74-8369)
- 滝川警察署(24-0110)・・・緊急時
児童虐待は社会全体で解決すべき問題です
「189(いちはやく) 気づいてあげて そのサイン」(令和6年度児童虐待防止推進月間標語)
こども家庭庁では、毎年11月を「オレンジリボン・児童虐待防止推進キャンペーン」と位置づけ、児童虐待問題に対する社会的関心の喚起を図るため、その期間中、集中的な広報・啓発活動を実施しています。児童虐待は社会全体で解決すべき重要な問題です。
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お問い合わせ先
砂川市 保健福祉部 子育て支援課 子育て支援係〔1階 14番窓口〕
〒073-0195 北海道砂川市西7条北2丁目1-1
TEL 0125-74-8369 FAX 0125-55-2301
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